ホワイトノイズ・ねんねトレーニングは効果ある?助産師が答えます

育児

「必ず寝る音」「寝かしつけ音楽」——そういう動画を見たことはありませんか。

あるいは「ねんねトレーニング」という言葉。やったほうがいいのか、かわいそうなのか、迷いますよね。

巷でよく聞くこの2つについて、助産師の立場から書きます。

🎵 ホワイトノイズ・胎内音は効果ある?

YouTubeなどで「必ず寝る音」「寝かしつけ音楽」といった動画がたくさん上がっていますね。実は病院でも胎内音や静かな音楽を流して寝かしつけることがあります。助産師目線でそのままお伝えします。

科学的根拠があるもの

  • ホワイトノイズ(ザーッという一定の雑音):周囲の音をマスキングして環境音の刺激を減らす効果あり
  • 胎内音(心音・血流音):お腹の中の音に似ているため、特に新生児に落ち着く効果があるという研究あり

注意してほしいこと

  • 🔊 音量は必ず小さめに(目安:50dB以下。米国小児科学会の推奨)。赤ちゃんの耳は敏感で、大きすぎると聴覚に影響が出る可能性があります
  • 🔁 依存になることも。「その音がないと一切寝ない」という状態になる子も。完全に頼りきらないよう注意
  • 📱 スマホ・タブレットの画面は見せない(音だけならOK)

☝️ 「必ず寝る」という表現はマーケティングの誇張が多いです。効く子には効く、効かない子には効かないというのが本当のところ。ひとつの手段として上手に使いましょう。

💭 ねんねトレーニングってどうなの?

「泣いても抱っこしない」「一人で寝させる練習をする」——いわゆるねんねトレーニング(ねんトレ)は、海外では広く行われており、一定の効果が示されています。ただし日本ではまだ賛否両論あります。

  • 生後6ヶ月以降から始めるのが一般的
  • 赤ちゃんの性格・家庭の状況によって合う合わないがある
  • 「かわいそう」と感じるなら無理にやらなくてOK
  • どんな方法でも、赤ちゃんが安心できる環境づくりが最優先

☝️ ねんトレは「正解」がひとつではありません。家族が無理なく続けられる方法を探しましょう。

✅ まとめ

  • ホワイトノイズや胎内音には、根拠があります。ただし音量は小さめに(50dB以下が目安)
  • 「必ず寝る」は言いすぎです。効く子には効く、効かない子には効かない、が本当のところ
  • ねんねトレーニングに正解はひとつではありません。「かわいそう」と感じるなら、無理にやらなくて大丈夫です
  • どんな方法でも、赤ちゃんが安心できる環境づくりが最優先

家族が無理なく続けられるやり方が、いちばんいい方法だと思います🌷

夜泣き・黄昏泣きそのものについては、こちらに書いています。
▶ 赤ちゃんの夜泣き・黄昏泣き【月齢別】原因と寝かしつけのコツを助産師が解説

👉 産後や赤ちゃんのことは、ほかにも記事を書いています。全部まとめたページはこちらです。
【産後・育児ガイド】ママの体・母乳・赤ちゃんのこと|現役助産師がまとめました

この記事の感想やご意見は、コメントで聞かせてもらえるとうれしいです😊(個別の医療相談にはお答えできませんので、心配なことは必ずかかりつけの産院や小児科にご相談くださいね)

助産師Fujiちゃん

助産師/看護師。関西出身、関東在住。看護師・助産師の免許を取得後、産婦人科の臨床現場で18年間、たくさんの妊婦さん・ママたちに寄り添ってきました。現在は無痛分娩を行うクリニックに勤務中。プライベートでは6人の子どもを出産し、子育て中です。病院の限られた時間では伝えきれない「本当に知ってほしいこと」を、現場の本音とともに発信しています。

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