
「この赤いのって病気?」「皮がめくれてるんですけど乾燥ですか?」「何を塗ったらいいんでしょう?」新生児〜3ヶ月の赤ちゃんの肌トラブルは、ママ・パパが一番心配することのひとつです。でも実は、新生児の肌トラブルのほとんどは正常な反応で、時間が経てば自然に落ち着くものが多いんです。この記事では、助産師の視点からよくある肌トラブルの見分け方とケア方法をまとめました。
🐍 落屑(らくせつ)〜皮がポロポロ剥けるのは乾燥じゃない〜
入院中に「これって乾燥ですか?」と一番よく聞かれるのが落屑(らくせつ)です。生後数日〜1週間頃から、手足や体の皮がポロポロと剥け始めることがあります。
これは乾燥ではありません。お腹の中で羊水に浸かっていた皮膚が、外の空気に触れて新しい皮膚に生まれ変わっているだけ。特別なケアは不要で、無理に剥がさず自然に落ちるのを待てばOKです。
☝️ 赤みや水ぶくれが一緒に出ている・皮が深いところまで剥けているような場合は受診してください。
🔴 新生児中毒性紅斑(中毒疹)〜虫刺されじゃないよ〜
「虫刺されですか?」「赤い湿疹ができてる!」と心配されることが多いのが新生児中毒性紅斑(中毒疹)です。
生後1〜3日頃に全身に赤い発疹が出ることがあります。中心に白や黄色のぽちっとした点があり、虫刺されのように見えることも。でもこれは正常な免疫反応で、病気でも感染でもありません。
🫧 新生児ざ瘡(にきび)
生後2〜4週頃、顔(特に頬・額・鼻)に赤いにきびのようなぶつぶつが出ることがあります。これが新生児ざ瘡(新生児にきび)です。
原因はママからもらったホルモンの影響で皮脂分泌が増えるため。洗いすぎはNG。やさしく洗ってあげれば、生後1〜3ヶ月で自然に消えていきます。
💧 乳児湿疹・乳児脂漏性皮膚炎
生後1〜2ヶ月頃から顔や頭に出てくる湿疹を乳児湿疹といいます。頭や眉毛に黄色いかさぶたのようなものがつく場合は乳児脂漏性皮膚炎です。
どちらも生後3〜4ヶ月頃には自然に落ち着くことが多いです。かゆそう・ジュクジュクしている・広がっていく場合は受診を。
🥵 あせも
汗をかきやすい首・わきの下・ひじの裏などに出る小さな赤いぶつぶつがあせもです。汗で詰まった汗腺が炎症を起こした状態。
👶 おむつかぶれ
おしりが赤くなるおむつかぶれ。うんちや尿が長時間肌に触れることで起こります。
🧴 スキンケアは何を使えばいい?
「何を塗ったらいいですか?」もよく聞かれます。まず保湿剤の種類と役割を知っておきましょう。
保湿剤の種類と役割
| 種類 | 役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| ローション | 水分を補給する | さらっとして塗りやすい |
| クリーム | 水分補給+フタ | 中間タイプ・全身に使いやすい |
| 白色ワセリン(プロペト) | 水分の蒸発を防ぐ(フタをする) | 密封力が高い・低刺激。プロペトはさらに純度が高く赤ちゃん・敏感肌に特におすすめ |
☝️ 白色ワセリンは保湿力が低いことに注意。乾いた肌に白色ワセリンだけ塗っても「乾いたままフタ」になってしまいます。
おすすめの保湿成分
理想の塗り方
① セラミド入りローション・クリームで水分補給・バリア補修
② 白色ワセリンでフタをする
この2ステップが最強の組み合わせです🧴
💰 コスパ最強の組み合わせ
「セラミド配合は少し高い…」という場合はこの組み合わせで十分です👇
① グリセリン入りベビーローション(安価)で水分補給
② 白色ワセリン(薬局で数百円)でフタをする
大切なのは成分よりも「量」。高価なものを薄く塗るより、安価なものをたっぷり塗る方が断然効果的です😊
🖐️ 塗り方のコツ
保湿剤は「うっすら塗る」ではなくべったりと塗るのが正解です!目安はティッシュを肌の上に乗せると、ベチャっと貼り付くくらい。
薄く塗っても保湿の効果は半減します。「塗りすぎかな?」と思うくらいでちょうどいいです🩷
☝️ 保湿はいつまで続ければいい?
「肌が落ち着いたらやめていい?」とよく聞かれますが、保湿はずっと続けてOKです。むしろ続けた方がいい!べったり塗りも同様に、年齢が上がっても「たっぷり塗る」が基本です。特にアトピー傾向がある子は保湿を続けることが予防につながります。夏場は汗によるあせもに注意しながら、乾燥が気になる限り続けてください🩷
塗るタイミングと回数
🚨 こんな時は受診を
💌 まとめ
新生児の肌は敏感で変化が多いですが、ほとんどは自然に落ち着きます。「いつもと違う」「悪化している」と感じたら、迷わず小児科・皮膚科へ🩷


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