おしゃぶりは使っていい?歯並び・虫歯の不安に助産師が答えます

育児

寝かしつけに便利なおしゃぶり。病院でもよく使います。

ただ、「歯並びが悪くなるんじゃない?」「虫歯になりやすいって聞いた」——そんな不安から、使うのをためらう方も多いです。

実際のところどうなのか、助産師の立場から書きます。

🍬 おしゃぶりは使っていい?

病院でもよく使うおしゃぶり。寝かしつけに効果的なこともありますが、受け入れる子・嫌がる子とさまざまです。「歯並びが悪くなる」「虫歯になりやすい」という不安からためらうママも多いので、ここで包み隠さずお話しします。

歯並びへの影響は?

歯が生えていない時期(生後6ヶ月頃まで)は、歯並びへの影響はほぼないと考えられます。歯並びに影響が出るのは、永久歯に生え変わる頃まで長期間使い続けた場合です。乳歯が生えそろう前にやめられれば、大きな問題になりにくいでしょう。

虫歯になりやすい?

おしゃぶり自体が虫歯の直接の原因になるわけではありません。虫歯予防には、おしゃぶりをやめることより毎日の歯磨きの方がずっと大切です。ただし、清潔を保つことは忘れずに。

🦷 赤ちゃんの口腔ケアで大切なこと

  • 毎日の歯磨き:歯が生えてきたらやわらかい歯ブラシで丁寧に磨く習慣を
  • 大人が使ったお箸・スプーンで食べ物を与えない:大人の口の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌)が赤ちゃんに感染し、虫歯になりやすくなる原因になります

注意したいこと

  • おしゃぶり卒業が大変になることも。習慣化すると「ないと眠れない」状態になりやすい
  • 指しゃぶりに移行するケースも。指しゃぶりはおしゃぶりより取り上げにくいため注意
  • 1歳頃から少しずつ使用頻度を減らし、遅くとも2歳半頃までに卒業を目指すのが目安(日本小児歯科学会)

☝️ おしゃぶりは上手に使えば便利なアイテムです。ただ安易に使い続けるのではなく、「なるべく短期間・必要な時だけ」という使い方がおすすめです。

✅ まとめ

  • 歯が生えていない時期(生後6ヶ月頃まで)は、歯並びへの影響はほぼありません
  • おしゃぶり自体が虫歯の原因になるわけではありません。大事なのは毎日の歯磨きです
  • 大人が使ったお箸やスプーンで食べ物をあげないこと。虫歯菌がうつります
  • 1歳頃から少しずつ減らして、遅くとも2歳半頃までに卒業が目安です
  • 使うなら「なるべく短期間・必要なときだけ」

便利な道具なので、こわがりすぎずに、上手に使ってもらえたらと思います🌷

夜泣き・黄昏泣きそのものについては、こちらに書いています。
▶ 赤ちゃんの夜泣き・黄昏泣き【月齢別】原因と寝かしつけのコツを助産師が解説

👉 産後や赤ちゃんのことは、ほかにも記事を書いています。全部まとめたページはこちらです。
【産後・育児ガイド】ママの体・母乳・赤ちゃんのこと|現役助産師がまとめました

この記事の感想やご意見は、コメントで聞かせてもらえるとうれしいです😊(個別の医療相談にはお答えできませんので、心配なことは必ずかかりつけの産院や小児科にご相談くださいね)

助産師Fujiちゃん

助産師/看護師。関西出身、関東在住。看護師・助産師の免許を取得後、産婦人科の臨床現場で18年間、たくさんの妊婦さん・ママたちに寄り添ってきました。現在は無痛分娩を行うクリニックに勤務中。プライベートでは6人の子どもを出産し、子育て中です。病院の限られた時間では伝えきれない「本当に知ってほしいこと」を、現場の本音とともに発信しています。

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