赤ちゃんの発熱【新生児〜3ヶ月】何度から受診?冷やし方は?助産師が解説

育児

「熱があるかも…受診した方がいい?」新生児〜3ヶ月の赤ちゃんの発熱は、親にとって一番焦る場面のひとつですよね。でも「熱=すぐ救急」とは限りません。月齢・状況・環境によって判断が変わります。この記事では、助産師の視点から新生児〜3ヶ月の発熱対応をわかりやすく解説します。

赤ちゃんの発熱 4コマ漫画

🌡️ 新生児〜3ヶ月の体温、正常値は?

まず知っておいてほしいのが、赤ちゃんの平熱は大人より少し高めということ。

月齢正常体温の目安(腋の下)
新生児〜3ヶ月36.5〜37.5℃
大人36.0〜37.0℃前後

37.5℃を超えてくると「発熱の可能性あり」と考えますが、すぐに受診!ではなく、まず環境を見直してほしいのです。

👶 赤ちゃんは体温が上がりやすい

新生児〜3ヶ月の赤ちゃんは体温調節機能がまだ未熟です。ちょっとしたことで体温が上がります。

  • たくさん泣いた後
  • 授乳・ミルクの直後
  • 沐浴・お風呂の後
  • 衣服を着せすぎている
  • 部屋が暑い・日差しが当たっている

こういった状況での体温上昇は病気の発熱とは異なります。まずは環境を整えてから、1時間後に再検温してみてください。

✅ 37.5℃を超えたら、まずやること

  1. 衣服を1枚減らす(着せすぎていないか確認)
  2. 部屋を涼しくする(エアコンや扇風機で室温調整)
  3. 1時間後に再検温する

再検温して熱が下がっていれば様子見OK。逆に熱が変わらない・上がり続ける場合は受診を検討してください。

🏥 受診の目安(月齢別)

状況対応
新生児(生後28日未満)の発熱 38℃以上時間外でもすぐ受診
生後1〜3ヶ月で38℃以上早めに受診(翌朝一番でも)
環境調整後も37.5℃以上が続くかかりつけに相談(曜日・時間帯によっては#8000)
熱はあるが機嫌よく飲めている様子見しながら翌日受診

☝️ 新生児(生後28日未満)の発熱は必ず受診してください。新生児は免疫がほとんどなく、感染症が一気に重症化することがあります。

🤧 発熱のよくある原因

新生児〜3ヶ月の発熱の原因はさまざまです。代表的なものを知っておくと、受診のときの参考になります。

  • 風邪(ウイルス感染):鼻水・咳を伴うことが多い。月齢が小さいほど要注意。
  • 予防接種後の発熱:接種後24〜48時間以内に起こる反応熱。通常は1〜2日で落ち着く。ただし新生児期は予防接種がないため、この時期の発熱は別の原因を考える。
  • 尿路感染症:新生児・乳児では発熱だけのことも。女の子に多いが、新生児期は男の子でも起こりやすい。
  • 環境・衣服による体温上昇:病気ではない。まず環境調整を(前述参照)。

☝️ 原因の特定は病院でしかできません。「これかな?」と思っても自己判断せず、心配な時は受診しましょう。

🧊 冷やし方のポイント

発熱時、冷やしてあげると赤ちゃんが楽になることがあります。ただし冷やしすぎはNG

  • 冷やすと効果的な場所:脇の下・首の後ろ・足の付け根(太い血管があるところ)
  • おでこに保冷剤は意味がない(気持ちよさはあるが解熱効果はほぼなし)
  • 冷やしすぎて体が震えてきたら逆効果。すぐ外してあげて。

💊 解熱剤は使っていい?

新生児〜3ヶ月の赤ちゃんには、市販の解熱剤は使えません。解熱剤(カロナール・アセトアミノフェン)を使えるのは一般的に生後3ヶ月以降。処方されたものを使う場合は、必ず指示された用量・タイミングで。

「早く下げてあげたい」という気持ちはわかりますが、まずは環境調整と受診が先です。

⚡ 熱性けいれんについて

発熱時に起こることがある熱性けいれん。生後3ヶ月未満での発症はまれですが、知っておいてください。

  • 手足がガクガク震える・体が突っ張る・白目をむく
  • ほとんどは2〜3分で自然に止まる
  • 口の中に何も入れない(窒息の危険)
  • 止まらない・5分以上続く場合は119番

👩‍⚕️ Fujiちゃんの体験談

双子が新生児のとき、一人が38度を超える高熱を出したことがあります😱

でも夏の暑い日で、エアコンもつけていなかった。とりあえず涼しい環境を作って様子を見たら、熱はすぐに下がって、病院に行かずに済みました。

でも今となっては、その判断が本当に正しかったのか…正直わかりません😅 当時はまだ助産師じゃなかったので「大丈夫だろう」で様子を見てしまいましたが、今の私なら間違いなく小児科に電話をかけていると思います。

新生児期はまだまだ体が不安定な時期。結果的に大丈夫だったとしても、受診できる状況なら、受診した方がいいと私は思っています。「大げさかな」より「念のため」。その判断が赤ちゃんを守ることにつながります🩷

💌 まとめ

  • 赤ちゃんの平熱は高め(36.5〜37.5℃)
  • 37.5℃超えたら、まず環境調整→1時間後に再検温
  • 新生児(生後28日未満)の38℃以上は迷わず受診
  • 解熱剤は3ヶ月未満には使えない
  • 迷ったら#8000か、かかりつけに電話を

「なんか様子がおかしい」「いつもと違う」と感じたら、それはもう受診する理由になります。あなたの直感を大切に🩷

コメント

タイトルとURLをコピーしました