入院中に「ちゃんと育てられるかな…」と不安を抱えながら退院していくママ・パパをたくさん見てきました。特に新生児期〜3ヶ月は、赤ちゃんの変化がわかりにくく、「これって受診した方がいい?」と迷うことも多いですよね。
この記事では、助産師の視点から「すぐ救急」「早めに受診」「様子見OK」の目安をわかりやすくまとめました。判断に迷ったときの参考にしてください。

🚨 すぐに119番・救急へ(緊急)
以下の症状がある場合は迷わず119番してください。赤ちゃんの命に関わる可能性があります。
☝️ 119番に電話すると、到着まで何をすればいいか教えてもらえます。焦らず状況を伝えてください。
🤔 手足がピクピク…これってけいれん?
「手足がピクピクしてます」というご相談、とても多いです。新生児の動きはびっくりするものも多く、けいれんとの区別がつきにくいことがあります。一番簡単な見分け方は「手で押さえてみること」です。
| 確認ポイント | けいれん | けいれんではない(不随意運動) |
|---|---|---|
| 手で押さえると? | 止まらない | 止まる ← 一番のポイント! |
| 目線・意識 | 目線が合わない・ぼーっとしている | 泣く・目線が合う |
| きっかけ | 脈絡なく突然起こる | 音や動きで誘発されやすい |
| 終わった後 | ぐったりする | すぐ普通の状態に戻る |
新生児によくある「けいれんではない」動き:
・モロー反射:音や体の動きに反応してバンザイするような動き。生後3〜4ヶ月で自然に消えます。
・ジタリネス(細かい震え):低血糖や低カルシウムなどが原因のことも。手で押さえると止まるのが特徴。
☝️ 「押さえても止まらない」「目線が合わない」なら、すぐ119番を。迷ったら#8000に電話してください。
😮 鼻がズビズビ・ゴロゴロ…これって呼吸が苦しいの?
「鼻がズビズビ言ってて苦しそう」「変な音を出しながら寝ている」というご相談もよく聞きます。
実は赤ちゃんは、鼻や喉の奥に残ったミルク・母乳を自力で出すことができません。そのため、呼吸と一緒にゴロゴロ・ズビズビと音が出ることがよくあります。これ自体はよくあることで、必ずしも危険なサインではありません。
👀 まず確認してほしいこと:顔色と表情
・顔色がいい(青白くない・紫になっていない)
・本人がそれほど苦しそうにしていない(機嫌よく飲める・寝られる)
この2つが問題なければ、ひとまず様子を見てOKです。
⚠️ こんな時は受診を:
・顔色が悪い・唇が青紫になっている
・息をするたびに肋骨の間や鎖骨の下がぺこぺこ凹む(陥没呼吸)
・苦しそうで泣き止まない・ミルクを飲めない
🏥 時間外でもすぐ受診を
夜中や休日でも、以下の症状があるときは救急外来や時間外診療を受診してください。

⚠️ 早めに(翌日でも)受診を
緊急ではないけれど、放置しないで早めにかかりつけの小児科へ。
📞 迷ったら#8000に電話しよう
「受診すべきかな…」と迷ったら、まず#8000に電話してみてください。
#8000(小児救急電話相談)は、全国どこからでもかけられる無料の相談窓口。夜間・休日でも看護師や医師が相談に乗ってくれます。「これって受診した方がいい?」という迷いをスッキリ解決してくれる、とても心強いサービスです。
どこに受診すればいい?
| 状況 | 連絡先・受診先 |
|---|---|
| 緊急(けいれん・呼吸・チアノーゼ等) | 119番 |
| 夜間・休日で判断に迷う | #8000(小児救急電話相談) |
| 翌日まで待てそう | かかりつけの小児科 |
⚠️ 夜間救急に行っても診てもらえないことがある?
夜間・休日の救急外来は内科や外科の先生が対応していることが多く、特に新生児(生後1ヶ月未満)は「専門外で…」と言われてしまうこともあります。せっかく連れて行ったのに、ということにならないために👇
- まず電話で確認する:「生後〇日の新生児ですが診ていただけますか?」と聞いてから行くのがおすすめ
- #8000に相談する:今夜診てもらえる病院も案内してもらえます
- 緊急の場合は119番:「新生児です」と伝えると対応できる病院に搬送してもらえます
💌 まとめ
「これくらい大丈夫かな」と思っても、親の「なんかおかしい」という直感はとても大切です。特に新生児〜3ヶ月は免疫が未熟で、あっという間に悪化することがあります。
受診するかどうか迷ったら、迷わず#8000へ。「大げさかな」と思わなくていいんです。あなたが不安に感じたなら、それはもう受診する理由になります🩷
赤ちゃんのそばで毎日頑張っているあなたへ。「なんか変」と気づけるのは、毎日見ているあなただからこそ。その感覚、ぜひ大切にしてください。



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