「無痛分娩」と「和痛分娩」の違いって何?現役助産師が正直に解説

無痛分娩

「無痛分娩と和痛分娩って、どう違うの?」

「病院のホームページに『和痛分娩』って書いてあったけど、無痛とは別物?」

こんな疑問を持っている方、実は多いと思います。

現役助産師として正直にお伝えします——実はこの2つ、医学的には明確な違いはありません😮

「無痛分娩」と「和痛分娩」は違いません📖

驚くかもしれませんが、「無痛分娩」も「和痛分娩」も、どちらも俗語です。医学的な正式名称は存在しません。

実は他にも「麻酔分娩」「硬膜外分娩」「硬膜外無痛分娩」「硬膜外産痛緩和」など、さまざまな呼び名があります。麻酔の方法や和らげる痛みの程度が同じでも、施設によって呼び方が変わることがあるんです。

つまり——「和痛分娩」と書いてある施設でも、「無痛分娩」と書いてある施設と全く同じことをしている場合があります。

一般的なイメージは「痛みの取り方の差」💡

とはいえ、世間一般的にはこんなイメージを持っている方が多いようです👇

  • 🔵 無痛分娩=痛みをほぼゼロにする
  • 🟢 和痛分娩=痛みを少し和らげる

このイメージ自体は、あながち間違いではありません。

実際、鎮痛の目標として一般的なのは「痛みはほぼ感じないが、子宮が収縮しているのはわかる程度」です。笑顔でコミュニケーションがとれる状態を目指します😌

完全に痛みをゼロにすることを目標にしているわけではない——だからこそ「和痛分娩」という言葉を使う施設もある、というわけです。

麻酔の方法にも種類がある🏥

「痛みを和らげる方法」には、いくつかの種類があります。

① 硬膜外麻酔💉

背骨の近くに細いチューブを入れて麻酔薬を投与する方法。最も効果が高く、「無痛分娩」といえばほぼこれを指します。費用は施設によりますが、追加で数万円かかることが多いです。

② 静脈麻酔💊

レミフェンタニルやフェンタニルなどの鎮痛薬を点滴で投与する方法。硬膜外麻酔と組み合わせて使われることもあります。

③ 筋肉注射(鎮痛剤)💉

ソセゴン・ペチロルファンなどの鎮痛剤を筋肉注射して、痛みの感度を下げる方法。「まだ硬膜外麻酔をするには早いけど、少し楽になりたい」という方に勧めることがあります😌 費用は比較的安価です。

④ 笑気ガス(亜酸化窒素)😮

吸入することで痛みを和らげる方法。日本ではまだあまり普及していませんが、海外ではよく使われています。

「和痛分娩」と書いてある施設を選ぶときの注意点⚠️

病院のホームページに「和痛分娩」と書いてある場合、内容が施設によって全然違うので注意が必要です。

  • 硬膜外麻酔を「和痛分娩」と呼んでいる施設 → 効果は無痛分娩と同じ
  • 筋肉注射のみを「和痛分娩」と呼んでいる施設 → 効果は限定的

大切なのは名前ではなく、「どんな麻酔方法を使うのか」「どこまで痛みを取ることを目標にしているのか」を確認することです。

気になる施設には、遠慮なく直接聞いてみてください📞
「どんな方法で痛みを和らげますか?」「硬膜外麻酔ですか?」と聞けばOKです😊

まとめ✅

  • ✅「無痛分娩」と「和痛分娩」に医学的な定義の差はない
  • ✅ どちらも俗語で、施設によって呼び方が違うだけのことも多い
  • ✅ 麻酔の方法は硬膜外麻酔・静脈麻酔・筋肉注射・笑気ガスなど様々
  • ✅ 名前より「どんな方法か」「どこまで痛みを取るか」を確認することが大事🌸

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