「無痛分娩にしたのに、思ったより全然痛かった……😫」
「麻酔が効いてたはずなのに、途中から痛くなってきた😰」
こんな経験をした方、実は少なくありません😢
「無痛分娩=まったく痛くない」と思っていた方には、ショックな体験になってしまうことも💦
今回は現役助産師の立場から、無痛分娩でも痛みが残る理由を正直にお伝えします😌
無痛分娩は「完全無痛」ではないことがある😶
まず大前提として知っておいてほしいのですが——
無痛分娩は、すべての痛みを100%取り除くものではありません。
多くの方は「陣痛が楽になった」「耐えられる痛みになった」と感じますが、なかには「思ったより痛かった」「結局自然分娩みたいだった」という感想の方もいます。
特に経産婦さんからは、そういった声をいただくことがあります。
これには、いくつかの理由があります👇
無痛分娩でも痛みが残る7つの理由🔍
① お産の進みが早くて麻酔が間に合わなかった⏱️
お産が急激に進むと、麻酔を追加しても間に合わないことがあります。
特に経産婦さんは分娩が速い方も多く、「気づいたらもう産まれそうだった」ということも😳 麻酔が効いてくるまでには少し時間がかかるため、その間に赤ちゃんが生まれてしまうケースがあります。
② 赤ちゃんの向きが悪くて腰・背中が痛かった(回旋異常)😣
硬膜外麻酔はお腹の陣痛には効きやすいのですが、赤ちゃんの向きが悪い回旋異常の場合、背中や腰に強い痛みが出ることがあります。この痛みは麻酔が届きにくいことがあります😢
(詳しくは「無痛分娩で回旋異常が増えるって本当?」💁♀️)
③ 片効き・まだら効きになった😵
麻酔が左右どちらかにしか効いていない「片効き」や、部分的にしか効いていない「まだら効き」になることがあります。
例えば「お腹の上の方だけ痛い」「下腹だけ痛みが残る」といったケースです。
これには体位も関係しています。麻酔薬は重力の影響を受けて広がるため、長時間同じ体位でいると、下になっている側の痛みは取れても、上側が痛くなってくることがあります🙅♀️
④ カテーテルがズレてしまった😱
硬膜外麻酔は背中に細いチューブ(カテーテル)を入れて薬を投与しますが、テープで固定していても、体の動きで体内でズレてしまうことがあります。
この場合はチューブの長さを調整したり、入れ直したりして対応します🔧
⑤ 体質・使う薬の種類による個人差🧬
同じ量・同じ種類の麻酔薬でも、効き方には個人差があります。また、施設によって使用する薬の種類や濃度が異なるため、それによって効き方に差が出ることも。
「前の病院ではよく効いたのに」という経産婦さんもいらっしゃいます😥
⑥ 脊椎の形によって薬が広がりにくいことがある🦴
背骨の形によっては、カテーテルを入れること自体が難しかったり、入れても薬が均一に広がりにくいことがあります。
側弯症などがある方は、事前に担当医に伝えておくと安心です🙏
⑦ 赤ちゃんが出る瞬間のおしもの痛み👶
「お腹の陣痛は全然感じなかったのに、赤ちゃんの頭が出る瞬間のおしもの痛みがすごかった!」
これは、特に初産婦さんから多く聞かれる声です。会陰(おしも)の痛みは、硬膜外麻酔が届きにくい部分でもあります。
「いきむ段階」で少し痛みを残すこともある💡
実はあまり知られていないのですが——
最後にいきむ段階で、あえて少し痛みを残す場合があります。
麻酔が強すぎると「いきみたい感覚」がわからなくなってしまうことがあり、うまくいきめないと吸引・鉗子分娩になるリスクが上がることがあります。
「きつい生理痛くらいは我慢できそうですか?」と確認しながら、ママ自身に選んでもらっています😌
痛みでパニックになりそうな方にはしっかり麻酔を足しますし、頑張れそうな方には少し痛みを残しながらいきんでもらいます。どちらが正解ではなく、その人に合った方法を一緒に選ぶことが大切だと思っています。
痛みが強いと感じたら、遠慮なく伝えて!🙋♀️
「こんなに痛いのは自分だけ?」「我慢しないといけないのかな」と思って黙っている方が、たまにいます。
遠慮しないで大丈夫です!💪
「痛い」と伝えてもらえれば、麻酔を追加したり、体位を変えたりして対応できることがたくさんあります🙌
あなたのお産が少しでも快適になるよう、一緒に考えます🌸
まとめ✅
- ✅ 無痛分娩でも「完全無痛」にならないことがある
- ✅ 原因は「麻酔が間に合わない」「片効き・まだら効き」「カテーテルのズレ」「体質・薬の差」など様々
- ✅ いきむ段階で少し痛みを残すこともある(ちゃんと理由がある)
- ✅ 「痛い」と感じたら遠慮せず伝えて。対応できることはたくさんある🌸



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